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セラミック治療はどこまで白くできる?自然に仕上げるコツ

「もっと歯を白くしたい」「芸能人のような白い歯に憧れる」

セラミック治療を希望される方の多くが、歯の色をきっかけにご相談に来られます。

しかし、実際の治療では「どこまで白くできるのか」だけでなく、「どれくらいが自然なのか」という視点がとても大切になります。

今回は、セラミック治療で実現できる白さの範囲と、自然に美しく仕上げるためのポイントをわかりやすく解説します。

セラミックはどこまで白くできるの?

実際、セラミック治療では、どこまで歯を白くできるのでしょうか。セラミック治療で作ることができる「白さ」について解説していきます。

シェード(色見本)で選べる白さの幅

セラミックの色は、専用の色見本(シェードガイド)を使って選びます。

一般的にはA系・B系などの色の分類があり、数字が小さいほど明るい色になります。

A1やB1は自然で明るい色味で、多くの方が選ばれます。

希望があれば、A1やB1よりも白い色にすることも可能ですが、大切なのはどこまで白くできるかよりも、自然に見えるかが美しさのポイントです。

色の系統には、A・B系統以外にも灰色がかったC系統、茶色がかったD系統もあります。

ご自身の歯の色が、もともとC系統やD系統の方もいらっしゃいます。そのような方にも、ご自身の歯の色に合わせた色を選択することができます。

色の系統まで精密に合わせられるのも、セラミック治療のメリットです。

ホワイトニングより白くできる?

セラミックは人工物のため、天然歯よりも白い色に設定することは可能です。

しかし、周囲の歯が黄みを帯びている状態で、1本だけ真っ白にしてしまうと、かえって不自然に見えてしまいます。周囲の歯と色味をわせることで、見栄えが良くなります。

そのため、セラミック治療を行う前にホワイトニングを行い、全体のトーンを整えてから色を決めるケースが多いです。

白い歯=美しいとは限らない?

肌の色や唇の色、年齢によって似合う白さは変わります。

若い方であれば明るめの色も調和しやすいですが、落ち着いた印象を求める方には、ほんの少しだけ温かみのある色の方が自然なこともあります。

口元の美しさは、いかに白いかではありません。

口元の調和が大切です。当院では、セラミックの色合わせも、精密に行っています。患者さまのご希望を伺いながら、色味の相談もお受けいたします。

不自然に見えてしまう被せ物の特徴とは?

セラミック治療は高度な技術で行う精密な治療です。当院では、セラミックの被せ物が自然に見えるように、作らせていただいています。

不自然に見えてしまう被せ物には、次のような特徴がありますので、知っておきましょう。

単色で作られた被せ物

天然歯は単色ではありません。先端には透明感があり、根元に向かってやや色が濃くなるなど、繊細なグラデーションがあります。

その再現が不十分だと、“のっぺりとした人工的な歯”に見えてしまいます。セラミックは、そのグラデーションを作ることができます。

例えば、保険適用のCADCAM冠は、このグラデーションを作ることができません。そのため、不自然に見えがちです。

セラミック治療をする際には、グラデーション部分も含めて、色の調整を行っていきます。

形が整いすぎる被せ物

歯の長さや角度、丸みには個性があります。

左右対称にしすぎたり、角を整えすぎたりすると、かえって不自然になることがあります。周囲の歯に合わせて自然な設計にすることが大切です。

また、歯ぐきとの調和も大切です。歯肉のラインなども考慮した上で、設計をしていきます。

歯の形態については、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士は熟知していますので、ぜひお任せください。形について疑問がある場合には、お気軽にお尋ねください。

自然に仕上げるために欠かせない3つのポイント

自然な仕上がりには、色や形以外に欠かせないポイントが3つあります。

詳しく紹介していきましょう。

質感

天然歯には、透明感があります。

セラミックは、天然歯のように柔らかく光を通すので、自然な立体感を再現できます。

当院では、透明感が高く審美的に最も優れている「e.maxクラウン」、耐久性と審美性を兼ね備えた丈夫な「ジルコニアクラウン」の取り扱いがあります。

特に前歯などの目立つ部位では、歯の質感も考慮して、ご提案をさせていただきます。

全体とのバランス

歯だけを見て色を決めるのではなく、全体でどう見えるかを確認します。

人によって、笑った時に見える歯の範囲は異なります。顔全体のバランスを考慮して色や形を決めていきます。

また、前歯1本だけの治療と、前歯全体での治療では、設計の仕方が異なります。

前歯1本だけの場合は、周囲と調和させるのが、より高度になります。

将来を見据えた色選び

天然歯は年齢とともに少しずつ色味が変化します。

あまりに白すぎる色を選ぶと、天然歯と色の違いが顕著になり、将来的に違和感が出ることもあります。

セラミックは、きちんとメンテナンスやケアを行えば、長く使うことができます。

今だけでなく、10年後を見据えて色調を選ぶことも大切です。

健康面を考えたセラミック治療

当院では、単に見た目が良いだけでなく、健康を維持できる機能面も大切にしています。

噛み合わせを考慮した治療

噛み合わせが不安定だと、セラミックが欠けたり割れたりするリスクが高まります。

また、歯周病や顎関節への負担にもつながります。

当院のセラミック治療は、お口の中全体の健康、噛み合わせを考慮して行っています。

二次むし歯のリスクを減らした治療

当院では口腔内3Dスキャナーによる型取りを行っています。

デジタルデータとして処理されるため、石膏模型のように歪みが生じることもありません。また、拡大鏡やマイクロスコープを使って精密に治療を行っていますので、歯とセラミックとの間に僅かな段差も作りません。

汚れが溜まりにくい設計を意識し、再びむし歯になるリスクを減らしています。

歯ぎしり・食いしばりがある方の対策

歯ぎしりや食いしばりのある方には、ナイトガードの使用をおすすめすることがあります。ナイトガードを使用することで、セラミックの歯や噛み合わせる歯にかかる負担を減らすことができます。

また、セラミックの中でも強度のあるジルコニアセラミックをおすすめすることがあります。美しさと耐久性の両立が重要になります。

まとめ

セラミック治療を希望する場合には、「どのような色にしたいのか」「どんな風に変えたいのか」を、共有することが大切です。

しっかりとお話しを聞かせてもらいますので、安心してお伝えください。

セラミック治療では、「できる限り白くすること」が良いとは限りません。大切なのは、白さよりも周りとの調和です。

当院では、見た目の美しさだけでなく、噛み合わせや将来の安定性まで考えた治療を行っています。気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事の執筆者

なぎ歯科クリニック大島 理事長 杉本義樹 歯科医師
地域に根ざした歯科医療を大切にし、インプラント治療・予防歯科・審美歯科など幅広い診療に対応。 患者さま一人ひとりに寄り添った丁寧な説明と治療を心がけています。

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