「今さら聞けない」を解決します!インプラント治療Q&A集

インプラント治療は、近年メジャーになっている治療法です。
ただし「興味はあるけれど、今さら聞きにくい」「調べてみたけれど、情報が多すぎてよく分からなくなった」という方も多いようです。
そこで今回は、患者さんから実際によくいただくご質問を中心に、インプラント治療についてQ&A形式でまとめました。
なるべくわかりやすく解説していきますので、参考にしてください。
インプラント治療についての基本Q&A
「インプラント治療」という言葉は聞いたことがあっても、治療の内容までよく知らないという方もいるでしょう。
まずは、インプラント治療の基本で、よくある質問についてお答えしていきます。
Q:インプラント治療とはどんな治療ですか?
インプラント治療とは、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に被せ物を装着する治療です。
見た目や噛み心地が自然で、自分の歯に近い感覚で使えることが特徴です。
入れ歯のように取り外す必要がなく、ブリッジのように両隣の健康な歯を削る必要もありません。そのため、「しっかり噛める状態を取り戻したい」「できるだけ他の歯を守りたい」と考える方に選ばれています。
Q:どんな人がインプラントに向いていますか?
インプラントは、失った歯を自然な形で補いたい方や、入れ歯に違和感を感じている方に向いている治療です。
また、周囲の歯を削らずに治療したいと考えている方にもお勧めです。インプラントは周囲の歯に負担をかけることがありません。
ただしインプラント治療は、外科的な処置を伴います。顎の骨の状態や全身の健康状態が重要になりますので、事前の検査と診断が大切です。
Q:年齢制限はありますか?
インプラント治療を希望する方の中には、「もう年齢的に無理なのでは?」と心配される方も居ますが、実際にはインプラント治療に明確な年齢制限はありません。
年齢よりも全身の健康状態や顎の骨の状態、お口の中を清潔に保てるかどうかなどが重要になります。
ご高齢の方でも、条件が整えばインプラント治療が可能なケースは多くありますので、年齢だけで諦める必要はありません。ご高齢の方で、入れ歯に違和感を感じている方、自然な噛み心地で食事を楽しみたい方、まずはご相談ください。
場合によっては内科主治医の先生と連絡を取り合いながら治療を進めていきます。
治療中・治療後についてのQ&A
治療に関する不安がある方はぜひお読みください。
Q:インプラント手術は痛いですか?
インプラント治療は外科手術が必要です。「手術」と聞くと、痛みや怖さを想像して不安になる方も多いと思います。
実際のインプラント手術は局所麻酔を使用して行うため、処置中に強い痛みを感じることはほとんどありません。
当院では、点滴を使った静脈内鎮静法を用いて、ウトウトと眠ったような状態で治療を受けることができます。緊張や不安を和らげて、リラックスできるので、安心です。
術後は、多少の腫れや違和感が出ることがありますが、多くの場合は数日で落ち着いていきます。痛み止めを使用しながら、無理のない範囲で日常生活を送っていただけます。
Q:治療期間はどのくらいかかりますか?
インプラント治療の期間は、お口の状態によって異なりますが、一般的には数か月から半年程度が目安になります。
顎の骨がしっかりしている場合は比較的スムーズに進みますが、骨の量が不足している場合は、骨造成手術が必要になるため治療期間が長くなります。
いずれの場合も、無理に急ぐのではなく、インプラントが安定するのをしっかり待つことが大切です。
インプラントが安定するまで検診を行い、しっかりと状態をみていくのでご安心ください。
Q:治療後のお手入れは大変ですか?
インプラントだからといって特別に難しいお手入れが必要になるわけではありません。
しかし、自分の歯のお手入れをするように、しっかりとインプラントもお手入れしなくてはなりません。インプラント自体はむし歯にはなりませんが、周囲の歯ぐきが炎症を起こすとトラブルの原因になります。
毎日の歯みがきを丁寧に行い、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることが基本になります。長く安心して使っていただくためにも、治療後のケアはとても重要です。
当院では、お口の中全体の健康を守りながら、インプラントを長く使っていけるように、安心のサポート体制をとっています。
費用・安全性についてのQ&A

費用面や安全面について気になる疑問を解決します。
Q:インプラントは高額な治療ですか?
インプラント治療は基本的に自費診療となるため、保険治療と比べると費用が高く感じられる治療です。そのため、どうしても金額だけに目が向いてしまい、「自分には難しいのでは」と感じる方も少なくありません。
ただ、治療法を選ぶ際には費用だけで判断するのではなく、その先の生活まで含めて考えることが大切です。
インプラントは、しっかり噛める状態を取り戻しやすく、見た目や使い心地も自然で、長期間安定して使える可能性が高い治療です。
また、入れ歯のズレや違和感、噛みにくさといったストレスから解放されることで、精神面での負担が軽くなる方も多くいらっしゃいます。
初期費用はかかりますが、長い目で見たときに生活の質を高められる治療として、インプラントを検討される方も増えています。
Q:失敗やトラブルが心配です…
インプラントは成功率の高い治療ですが、どんな治療でもそうであるように、まったくリスクがないわけではありません。だからこそ、治療前の検査や診断がとても重要になります。
当院では、レントゲンやCT撮影などを用いて顎の骨の状態や神経・血管の位置をしっかり確認したうえで、安全性の高い治療計画を立てています。
治療内容に選択肢がある場合は、それぞれのメリットやデメリットもお伝えしますので、最良の治療を一緒に考えていきましょう。
歯を多く失った方からよくあるQ&A

ほとんどの歯を失っている方でも諦める必要はありません。
当院で行っているのは「オールオン6」という治療法です。詳しく解説します。
Q:総入れ歯を使っていますが、歯がほとんどないとインプラントは難しいのでしょうか?
しかし、歯を多く失っている場合でも、治療方法によってはインプラントが可能なケースがあります。そのひとつがオールオン6という治療法です。
オールオン6は、6本のインプラントを顎の骨に埋め込み、その上で片顎すべての歯を支える治療方法です。
1本ずつインプラントを入れる方法とは異なり、比較的少ない本数で全体を支えるため、治療の負担を抑えられる場合があります。
総入れ歯のようにズレたり外れたりする心配が少なく、しっかり噛めるようになることが大きな特徴です。
「入れ歯が合わない」「噛みにくい」「食事が楽しめない」といったお悩みがある方はぜひご相談ください。
ただし、オールオン6はすべての方に適応できる治療ではありません。
顎の骨の量や質、全身の健康状態などによって、治療の適用が判断されます。治療前には、精密な検査をして、丁寧にカウンセリングさせていただきます。
まとめ
インプラント治療は、特別な人だけの治療ではありません。
「相談だけでも行っていいのかな?」と迷われる方も多いですが、もちろん問題ありません。歯科医院は、治療を決めてから行く場所ではなく、不安や疑問を相談するための場所でもあります。
まずは今のお口の状態を知り、どんな選択肢があるのかを一緒に整理していきましょう。
インプラント治療について気になることがあれば、ぜひご相談下さい。
当院のインプラント治療についてはこちら
なぎ歯科クリニック大島 理事長 杉本義樹
