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口元の印象で見た目年齢が変わる?ジルコニアで若々しい笑顔に

口元の美しさは、お顔の全体の印象に影響します。

口は会話をする時に動くパーツなので、目がいきやすいことも関係しているでしょう。

銀歯や黄ばんだ被せ物、歯ぐきの黒ずみなどは、清潔感や若々しさを損なってしまうことがあります。

笑った時の印象や、写真に映った自分を見て「なんだか老けて見える…」と感じる方は、もしかしたら口元に原因があるかもしれません。

今回は、口元から若返りたい方に人気の「ジルコニア」について詳しく解説していきます。

口元が与える見た目への影響

口元は、顔全体の印象を大きく左右するパーツです。

特にマスクを外す場面が増えた今、「口元の印象が、その人の印象の決め手」という意識が高まっています。

例えば白く整った歯は、清潔感があり若々しい印象になります。逆に、銀歯や黄ばみのある歯は口元が暗く見え、年齢を感じさせたり、不衛生な印象を与えたりすることもあります。

さらに、銀歯の周囲が黒ずんで見えることや、銀歯によって歯ぐきが変色することもあり、これが“老け見え”の原因になることもあります。

加齢によって歯ぐきが下がってくると、以前は見えなかった銀歯の境目などの黒ずみも目立つようになり、このような変化の積み重ねで年齢を感じさせる口元になってしまうこともあります。

口元が美しく整っていると、清潔感や信頼感につながり、交流の場や仕事のシーンでも好印象を与えることができます。

ジルコニア治療ってどんな治療?

ジルコニア治療は、ジルコニアというセラミック素材を使った被せ物や詰め物を入れる治療です。ジルコニアは、審美性の高さと耐久性の高さが両立でき、機能的にもとても優れています。

銀歯から白い歯に変えたい方や、見た目の美しさにこだわりたい方に人気の治療法です。

ジルコニアってどんな素材?

ジルコニアは、酸化ジルコニウムという素材で、人工ダイヤモンドとも呼ばれている美しく丈夫な素材です。金属を含まないので、金属アレルギーの心配がありません。

歯の被せ物や詰め物として使う場合には、次のような特徴があります。

  • 白く自然な見た目
  • 高い強度と耐久性
  • 金属を使わないため歯ぐきの黒ずみや金属アレルギーのリスクが無い

天然の歯のような自然な見た目と、長く使える安心感から、被せ物や詰め物をする際に、選択する方が増えています。

銀歯からのやり替えを希望する方も多いです。

40代・50代の方がジルコニアを選ばれる理由

ジルコニア治療は、20代30代の方にも人気の治療法ですが、40代・50代の方は、これからの10年20年を見据えて「質の高い治療」を求める方が多いです。ジルコニアは機能面がとても優れており、歯の健康を保ちやすい環境を長期的に維持することができます。

見た目が自然で若々しく見える

ジルコニアは天然の歯のような自然な白さを再現できます。数年前までは、e.maxと呼ばれるガラスのようなセラミック素材と比較すると、審美性に劣るのが難点でしたが、近年は加工技術の向上により、審美性が高い素材となっています。

前歯など笑った時に見える位置に使えば、口元の印象が一気に明るくなります。

耐久性が高く長持ちする

ジルコニアは非常に強度が高く長持ちする素材です。金属と同じような強度がありますので、力がかかる奥歯にも安心して使用することができます。

通常はほとんど破損しませんので、しっかりメンテナンスを行えば、長期にわたって使用することができます。

ジルコニアは、表面が滑らかで汚れがつきにくいことも特徴の一つです。劣化しにくく、土台の歯とジルコニアの間に隙間ができにくいです。

そのため、虫歯や歯周病の原因となる細菌が付着しにくく、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。

金属を使っていない

ジルコニアは全く金属を使用していないので、金属アレルギーの心配がありません。身体に優しい素材だと言えます。

保険適用の銀歯の場合は、長期間使用していると金属イオンが溶け出して、歯ぐきに黒ずみを引き起こすことがありますが、ジルコニアではそのような心配は全くありません。

ジルコニア治療のデメリットや注意点も知っておこう!

どんな治療法でもデメリットがあるように、ジルコニア治療にもデメリットや注意しておきたい点があります。

ジルコニア治療をするにあたっては、こうした点も理解しておくことが重要です。

自費診療になる

ジルコニアは優れた治療ですが、保険適用になりません。

保険診療は、病気を治療するための最低限の治療が受けられる制度です。そのため、審美性・耐久性・機能性に優れたジルコニアは保険対象外になります。

保険適用の被せ物や詰め物と比較して高額になります。

ジルコニアの費用の相場は、1本あたり10万円〜20万円程度です。

当院でのジルコニア費用

  • ジルコニアモノシリッククラウン 143,000円
  • ジルコニアレイヤニングクラウン 165,000円

当院では、治療前に費用をわかりやすく提示させていただき、患者様が安心して治療を受けられるように勤めています。

ジルコニアモノシリッククラウンは通常の1色で作られたタイプの被せ物です。一方で、ジルコニアレイヤニングクラウンはジルコニアをフレームにして専用のセラミックを何層にも重ねて焼き付けて、より自然な歯の透明感や色合いを再現したものです。前歯などの目立つ部分には、こちらがおすすめです。

破損のリスクがゼロではない

ジルコニアは耐久性が非常に高い素材なので破損することは少ないですが、破損のリスクがゼロではありません。

例えば、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、通常で噛む時の2〜5倍の力がかかっていると言われていますので、歯にかかる負担は大きく、ジルコニア破損のリスクが高くなります。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、ナイトガードを装着するなどの対応策を実践するのがおすすめです。

治療後はメンテナンスが必要になる

ジルコニアは、耐久性のある素材ですが、そのメリットを最大限に活かすためには、治療後のメンテナンスが重要です。

汚れがつきにくく虫歯や歯周病のリスクが少ないといっても、ケアを怠れば虫歯や歯周病になってしまいます。毎日の歯みがきを丁寧に行うのと同時に、定期的に歯科医院の検診やクリーニングを受けるようにするのがおすすめです。

まとめ

年齢とともに見た目の印象が気になることがありますが、その中での口は印象を左右する重要なパーツです。

ジルコニアは、白くて自然な見た目に加えて、丈夫で長持ちする素材です。

虫歯や歯周病のリスクを減らし、歯の健康を維持しやすくなります。

40代50代では、銀歯のやり替えが必要になってくることも多いでしょう。審美性・耐久性・機能性に優れた質の高い治療「ジルコニア」を検討してみるのはいかがでしょうか。


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なぎ歯科クリニック大島 理事長 杉本義樹

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