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マウスピース矯正中でも快適!日常生活をストレス無く過ごすためのポイント!

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して歯並びを整える方法です。

装置が目立たないことが人気の矯正方法です。

矯正治療は長期間にわたって行う必要があり、日常生活にも少なからず影響があります。

今回は、マウスピース矯正中でも快適に日常生活を過ごしていただくために知っておいて欲しいポイントについて解説します。

マウスピース矯正中、装置の装着時間や取り扱いは?

マウスピース矯正を始めると、装置に管理を、自分自身で行わなくてはなりません。

歯科医院では定期的にチェックをしていきますが、毎日の使用に関しては、患者様に委ねられています。装置の装着時間や取り扱いについて知っておきましょう。

マウスピースの装着時間

マウスピースの装着時間の目安は、1日20時間〜22時間程度です。

取り外しができる装置ですが、1日の大半は装着している必要があります。

装着時間が少なくなると計画どおりに歯が動きませんので、注意しなくてはなりません。

マウスピースの装着方法

無理な力を加えないように、指で均一な力をかけて装着します。破損の原因になるので、噛んで装着しないようにしましょう。

マウスピース矯正のインビザラインでは、装着用器具のアライナーチューイを使用することで、確実にピッタリ装着でき、歯にしっかりと力が加わるようになります。

マウスピースはどのくらいで慣れる?話しづらさはある?

初めてマウスピースを装着する時は、口の中に異物は入る上、歯に力がかかっている状態になるので、慣れない感じがするはずです。最初は話しづらさもあるでしょう。

違和感の感じ方や、慣れるまでのスピードには個人差がありますが、ほとんどの方が3日から1週間程度で慣れてきます。

話しづらさが強い時は、マウスピースを装着したまま早口言葉を言うなど、訓練をすることで早く慣れることができます。

マウスピースに慣れてきも、マウスピースを新しいものに交換する度に、歯に新しい力が加わるので、多少の痛みや違和感が3日程度はあることが多いです。

マウスピースの交換時期

マウスピースは矯正では、10日〜2週間程度で次の段階のマウスピースに交換し、徐々に歯を動かしていきます。

決められた日数が経過したら、自分で次の段階のマウスピースに交換しなくてはなりません。

あらかじめ、数枚のマウスピースを渡しておきますので、決められた時期に交換するようにしましょう。

周りから気づかれないってほんと?

マウスピース矯正の装置は、厚さ0.5mmt程度の透明なプラスチックでできています。装着している時でも、口元をパッと見ただけでは、矯正装置があることに気づかれないでしょう。じっくりと見ればわかるかもしれません。

マウスピース矯正中の食事について

マウスピースは取り外し可能な装置なので、食事の時には外すことができます。

食事に関する注意点を知っておきましょう。

食事前の取り外し

マウスピースは食事の時には外しましょう。

食べやすくなるのはもちろんですが、マウスピースを装着したままだと、マウスピース破損の原因になります。

それから外した時は、マウスピースをティッシュや紙ナプキンの上などに置くと、間違えて捨ててしまうことがあります。外食時などは置き忘れてしまうこともあるので、専用のケースを持ち歩き、外す時には必ずケースの中に入れるよう習慣にしましょう。

マウスピース装着中の飲み物

マウスピース装着中の飲み物は、水が望ましいです。糖分が含まれているものは、マウスピースと歯の隙間に停滞して虫歯の原因になる可能性があります。

無糖のものであっても、コーヒーやお茶などは、マウスピースが着色する原因になります。マウスピースが汚れると、黄ばんで見た目が悪くなりますので注意しましょう。

水以外のものを飲みたい時には、マウスピースを外して飲み、歯磨きをしてから再びマウスピースを装着するようにしましょう。

マウスピース矯正中食べられないものはある?

マウスピース矯正中の食事制限はありません。

従来からあるワイヤー矯正では、装置に挟まりやすい食べ物や、お餅やキャラメル、ガムなど粘着性の高い食べ物は望ましくありませんでしたが、マウスピース矯正は食事制限が無いので、通常時と同じように食事を楽しむことができるので、ストレスになりません。

マウスピース矯正中の歯磨き

マウスピース矯正で、せっかく歯並びをきれいに整えるのに、虫歯になってしまうのは避けたいものです。

マウスピース矯正は、歯磨きの時にマウスピースを外すことができるので、清掃がしやすいという特徴があります。とはいえ、通常時より虫歯リスクは高くなるので注意が必要です。

特に就寝中は、マウスピースが歯を覆うため、唾液の循環が減り、虫歯のリスクが高くなることが考えられます。

歯磨きのポイント

歯磨きは、歯ブラシを使った清掃だけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間の汚れをしっかり落とすようにしましょう。

マウスピースの洗浄方法

マウスピースは外すたびに毎回洗浄する必要があります。流水下で指や柔らかいブラシを使用してよく洗浄するようにしましょう。

2〜3日に1度は洗浄剤につけるのがおすすめです。

マウスピース用の洗浄剤も市販されているので、使用方法など不明点がある場合には、歯科医師や歯科衛生士にお尋ねください。

マウスピース矯正中の日常生活の注意点

マウスピース矯正中でも、学校や仕事に行ったり、遊びに出かけたりと、いつも通りの生活を送ると思います。出来るだけ快適に過ごしていただきたいと思いますが、注意点も知っておきましょう。

激しいスポーツをする時

マウスピースを装着していても、通常時と同じようにスポーツをすることができます。

ワイヤー矯正よりは影響が少ないでしょう。

ただし、ラグビーなどの激しいスポーツや筋トレなどをする時は、衝撃や強い噛み合わせによってマウスピースが破損する可能性があります。

装着時間が守られる範囲内で外すことができれば、外してスポーツをしても構いません。

例えば、大事な試合があるなど、1日の外せる時間の範囲を超えてマウスピースを外したい場合には、ご相談ください。

旅行中の注意点

マウスピース矯正中も、もちろん旅行を楽しんでいただくことができます。

注意して欲しい点は、マウスピースケースを持参すること、マウスピースの交換時期と被る場合には交換用のマウスピースを持参することです。

旅行先でマウスピースを紛失することのないように、マウスピースを外した時には専用のケースに入れるように注意しましょう。

まとめ

矯正治療を始めたら、日常生活の一部として、うまく矯正治療と付き合っていく必要が

あります。マウスピース矯正は目立たない上、食事や歯磨きの時には取り外すことができるので、取り入れやすい矯正治療でもあります。

始めたばかりの時は、装着に慣れないこともあるかもしれませんが、2週間も経てば慣れてきます。

当院では、患者様が出来るだけストレスを感じずに、矯正治療が続けられるようにサポートしていきますので、ご不安がある場合には、なんでもご相談ください。


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なぎ歯科クリニック大島 院長 杉本義樹

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